2月に娘(26歳)と東京都豊洲へ1泊旅行に行きました。ホテルはコロナ禍以前とは大きく違って、格安料金で宿泊できます。また都民割などの設定価格もあり、まだ緊急事態宣言下の東京ですが、もともと娘は東京在住、私は千葉在住なので「近場へ旅行に行こう!」と気晴らしも兼ねて行きました。移動はお互い電車を利用し、豊洲駅で待ち合わせし、駅直結のショッピングモールでお買い物も出来ますし、ホテルには大浴場もついていましたので、仕事の疲れを癒す事が出来ました。

豊洲のお宿を選んだのには訳があります。第一にショッピングモールが駅直結である事です。天候など気にせずに、買い物や食事を楽しめるのは、私たち親子にとって、大変重要でした。特に2月は雪の日も多く、移動時間を極力減らしたいと思っていました。また第2にホテルから富士山が見える事も大きな決め手となりました。

関東に住む私たちが静岡に行くことはリスクが高いので、関東4圏から出る事は出来ないと思っています。しかし、私も娘も富士山が好きなので、部屋から富士山の見えるホテルを探しました。宿泊した宿は、希望通り部屋から富士山が見え、それをバックに写真も撮ったりして、大変満足しました。

料理はホテルのレストランを利用し、とてもゆったりと落ちついた雰囲気の中で、美味しいフレンチを堪能できました。帰宅を気にする必要もなかったので、お酒も嗜む事も出来、大満足の晩餐でした。

1泊でしたので、早めにお宿に行き「荷物を預けておこう」と思ったのですが、ホテル側の配慮で、早めに部屋に通して下さいました。そのおかげで、手ぶらでショッピングが出来、本当に楽しめました。また、ホテルには大浴場がありましたので、何度も利用し、体の芯から温まることが出来ました。おそらく普段なら、混雑する大浴場ですが、皆さん新型コロナウイルスを心配して、大浴場での入浴を控えていらっしゃった様なので、私と娘の貸切状態でした。

 

また、時間が少しあったので電車で1駅の月島に足を運び、名物の『もんじゃ焼き』も堪能して参りました。もんじゃのお店も中々厳しい様で、閉店されている所も目立ちましたが、老舗のお店に入り、楽しむ事が出来ました。あとは、部屋でゆっくり綺麗な夜景を眺めつつ、親子の時間を楽しみました。

朝食はホテルのレストランでいただきました。コロナ禍で『バイキング方式』では無くなっていた為、スタッフの方が大変そうでした。美味しいコーヒーもテイクアウトでいただき、チェックアウトまでゆっくり部屋で過ごせて良かったです。自宅だとつい洗濯だ掃除だとバタバタする朝ですが、ホテルではゆったりと時間が流れていきます。

旅行中、新型コロナウイルスの緊急事態宣言下でしたので、近隣のショッピングモールも閉店時間が早く『足早に買い物を済ませなければいけない状態』でした。土日だったので、買い物客も多く、中々の混雑ぶりで、ショッピングモール内のレストランは長蛇の列が出来ていました。『ここを並んでまで、食事は無理かな』と感じました。入店前に検温をしているとは言え、大声で喋る方もいて、1年以上このような状態が続いていても、マナーを守れない人が多い事に唖然としました。

今回、ホテルでの宿泊を選び、最初は『非常識かな』と感じましたが、ホテルの皆様も頑張っていました。丁度、新入社員の研修をされていて、その方の対応練習もお受けしましたが、自分の息子のような年齢の方が一生懸命働く姿に感動しました。まさかの就職難の年になりましたが、このホテルではちゃんと新入社員さんが入社し、頑張っている!と思うと、また、このホテルを利用する事で応援しようと思えました。今回、コロナ禍ですが、都内で宿泊して良かったです。